区分所有法とはどんなものか、概要を教えて! また管理規約との関係を知りたい?

投稿日:2015年05月12日 作成者:右田 順久 (1266 ヒット)
相談内容

昨年夏、主人に先立たれ一人身になって時間を持て余せていたところ、この度、輪番制での今期の理事をやって欲しいと依頼がきたので、気分一新も兼ねお役目を引き受けることにしました。そもそも管理組合というものは、部屋の持ち主が自分達の責任で共有する建物を維持管理しなければならないと法律に決められているとのことと知り、一念発起し勉強しようと本屋さんに行きました。ところが、種々ある管理組合の本をめくると区分所有法やら標準管理規約などの言葉がやたらと目につきます。
そこで、区分所有法とは一体どんなものか、概要を教えて! また管理規約との関係も知りたい?

回答

・まず、学ぼうとされる熱意には敬服いたします。しかしながら区分所有法という法律は、分譲マンションなど区分所有された建物の権利関係や維持管理に関する最低減のルールを定めたものです。条文数はわずか72条でありながらも、一般の方にはかなり難解な法律だと思います。
・あちこち見ても“管理者”はあっても“理事長”はなく、“共用部分の変更”はあっても“大規模修繕工事”と云う文言も見当たりませんが、管理規約の基本となる規定が定められています。
・構成については、第一章建物の区分所有(第一節:総則、第二節:共用部分等、第三節:敷地利用権、第四節:管理者、第五節:規約及び集会、第六節:管理組合法人、第七節:義務違反者に対する措置、第八節:復旧及び建替え、)第二章団地、第三章罰則、附則からなっています。
・この法律に対し、標準管理規約は“共同の利益の増進”、“良好な住環境の確保”を目的とし、居住者間で守るべきルールブック(最高自治規範)の管理・使用を中心とした雛形なのです。

補足コメント

区分所有法は、管理組合の運営には根本的な法律であり、別名「マンション法」と呼ばれたりします。
管理組合の方々とっては、まずはその管理規約の各規定を十分ご理解されること、実状に応じて見直される際などには区分所有法の趣旨に立ち返ることが大切なことだ思います。

注:ここにご紹介しております相談事例につきましては、秘密保持義務(マンション管理適正化法第42条)遵守の関係から当事務所に寄せられた直接的内容のものではございません。

 


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