在宅者対象の訓練提案~MALCA「首都直下」テーマに講演

投稿日:2014年04月28日 作成者:右田 順久 (2179 ヒット)

一般社団法人マンションライフ継続支援協会(MALCA、三橋博巳代表理事)は4月16日、都内で第13回マンション生活継続計画検討会を開いた。東京消防庁の角田瑞彦消防署長が「首都直下地震」をテーマに講演し、「地震の被害は同時多発、救急も消防も行けず、マンションに在宅してもらうことを想定してほしい」と指摘。「土日の男性役員を中心としたものだけでなく、平日の女性在宅者対象の実践的防災訓練も大切」と強調した。MALCA事務局は2013年に取り組んだ、ルネ吉祥寺管理組合・防災会の各種訓練支援を報告、最初は受け身の住民も徐々に積極的になる」と手応えを感じていた。検討会には管理会社など約50人が参加し、「大事なことは住民の動機づけ、いろいろな仕掛けが必要」などそれぞれ意見が述べられた。
同協会が3月に開催したマンション居住者・管理組合向けを対象とした「MLCP(マンション生活継続計画)プランナーAタイプ基礎講座」では40人以上が参加、6月には管理会社、災害対策を支援する専門家等を対象とした「同Bタイプ講座」を予定している。
(マンション管理新聞:4月25日付)


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